一昨日の「ハートネットTV」~盲ろうの教授、福島智さん~

一昨日、NHK Eテレで放送されている「ハートネットTV」(毎週月曜から水曜、夜8時から)を録画して見たのですが、今回は東京大学の教授で盲ろうの人間である福島智さんが盲ろう者の立場から津久井やまゆり園の事件を取り上げるというものでした。福島さんは植松聖死刑囚に接見した事があり、植松死刑囚の言葉に憤りを感じたそうです。そして、植松死刑囚に刺されながらも一命を取り留めた津久井やまゆり園のある利用者の両親に会っています。福島さんはNHKのラジオ番組にて、この事について強く訴えているとあったのですが、以前このブログで書いた日本テレビの「NNNドキュメント'20」(毎週日曜深夜0時55分から)で植松死刑囚に接見した富山市の脳性まひの男性と違い、ちゃんと津久井やまゆり園の利用者に会っているのがよかったです。本当にいい番組だったなという気がします。この番組を制作した「KNB」こと北日本放送は、重度知的障害者の事を分かっているのでしょうか。NHKは、重度知的障害者の人間がちゃんと出ています。「扱いづらい」の一言で済ませるのであるならば、それは差別です。今後も僕は、「ハートネットTV」を見ていきます。この問題は、重度知的障害者の問題ではなく障害者全ての問題です。