昨日の「ハートネットTV」~精神科病院の実態~

今日はNHK Eテレで放送されている「ハートネットTV」(毎週月曜から水曜、夜8時から)の事を書きますが、昨日の放送は「都立松沢病院」という精神科病院新型コロナウイルスとの戦いをまとめたドキュメントでした。日本の精神科病院は、1年以上も長期入院する患者が多いそうです。これは、同じくNHK Eテレで放送されている「バリバラ」(毎週木曜夜8時から)でも話題にしています。「バリバラ」では、番組に登場した福島県立矢吹病院の副院長先生が「入院患者を40人とすると本当に入院を必要としている患者は5人。つまり、残りの35人は入院が必要ない」と話しています。精神科病院の入院患者は、身寄りがないそうです。誰も預かってくれないという実態があります。ちなみに、僕は横浜市鶴見区に住んでいた頃に「鶴見西井病院」という精神科病院に通っていたのですが、そこではまだ「働き盛り」と言える男性がシーツを運んでいたのを覚えています。女性が入院している病棟もそうしていると話していました。今回、この番組を鶴見西井病院の院長の西井先生にも見てもらいたかったなと感じました。また、武蔵野中央病院という精神科病院にてにおいて集団感染があった事も番組で伝えていたのですが、ここから都立松沢病院の入院患者の転院を取り消しとした場面があり、東京都は「個別の案件は回答を差し控える」という歯切れの悪い回答をしていました。日本の精神科病院は、精神障害者の「隔離施設」と言ってもいいでしょう。それは時代遅れです。僕みたいにちゃんと働いて給料をもらっているという人もいます。日本テレビの「24時間テレビ」でもやりそうにない事をしている所がいいです。その武蔵野中央病院は、高齢者の患者が多いと番組でありました。自分も、今患っている発達障害が悪化したくないですし、また精神科病院に入院したくないです。以前、「バリバラ」で精神科病院の虐待について取り上げていた時に「日本の精神科病院の9割が民間の病院だ」とありました。鶴見西井病院もそうだったと考えられます。今回、精神医療に携わっている人や精神科病院で働いている人に対して元精神科病院の外来患者のメッセージを書きたいと思い、僕はブログを書きました。精神科病院は、地元の人との交流が少ないなと鶴見西井病院に通っていた時に肌で感じています。もっと、開かれた病院であってほしい。これが僕の願いです。