永六輔さんの本を売ったきっかけ

この前、このブログで亡くなった永六輔さんの本を自宅近くのブックオフで売った事を書きましたが、そのきっかけが新横浜駅の駅ビルである「キュービックプラザ新横浜」の中にある三省堂書店の中の新書コーナーで永さんの著書である岩波新書から出ている「大往生」を見てカチンとなったのがきっかけでした。というのも、永さんは「私は一級一種です」と話していた身体障害者の人がいて、「これがテレビで話していたから問題になった。僕は一級一種を偉いと思う」などと書かれていたのに腹が立ちました。今は障害者の社会への進出が多くなったから、この様な文章はいかがなものかと感じ僕はこの本を買いませんでした。今の時代、障害者の等級など関係ありません。それに、永さんの著書には今の時代の価値観とは合わない所があります。そんな事もあり、僕はブックオフで本を売る事を決意しました。だから、永さんの娘さんである永真理さんと永千絵さんには申し訳ないのですが、自分から見れば永さんの本が「トンデモ本」だと感じたのです。実際、産経新聞社から出た「永六輔のえいっ!」では「学校の性教育も、性の快楽を教えていない」と書いてあったのですが、今はセクシャルマイノリティーの問題があります。また、永さんの番組に出演していた九州大学名誉教授で精神科医きたやまおさむさんは、僕が患っている発達障害の事を話していませんでした。当時、「発達障害」という言葉すらありませんでした。きたやまおさむさんは、今は発達障害に関する文献や論文などを見ているでしょう。それに今の永さんが番組を持っていたTBSラジオには、永さんや大沢悠里さん、小堺一幾さん・関根勤さんみたいな人がいません。どうにかしてほしいもんですね。なお、僕は永さんが作詞をした「上を向いて歩こう」などが収録された坂本九さんの歌が入ったベストアルバムは今後も聞いていきますし、また渋谷のタワーレコードで見た永さんのCDを買いたいと思ったので、今後そのCDをアマゾンで買う予定でいます。さて僕は、この後自宅近くのTSUTAYAで借りたテレビ東京で放送されていたアニメである「おそ松さん」の第2期のDVDでも見ています。